藍皮解憂號

さて、西表島から台湾への移動なのですが、西表島と台湾は直線距離でわずか190km。盛岡仙台間くらいなのよね。しかしながら、空港のない西表島、船で石垣島に渡り、更に飛行機で石垣から那覇、那覇空港で国際線に乗り換えてようやく台湾へ。

今回の台湾旅のメインは“藍皮解憂號”という観光列車に乗ること。初日は一路台南を目指し、翌日、屏東県という高雄の南東部の港町・枋寮へ。
実は、たまたまネットで「しらすオムレツ」なるものが出てきて、それが枋寮の漁港にある店のものだと知る。初めて目にした枋寮という地名。どんなところか調べると、かつて枋寮駅は台湾最南端の駅で、現在「藍皮解憂號」という観光列車の起点となっているとな!
こ…これは乗らねばと“乗り鉄”のワタシの心はときめいたのでございます。今回は台東、鳳林、花蓮と東海岸を攻めようと思っていたので、この列車に乗り反時計回りで台湾一周することにしたのでございます。

枋寮は港町情緒漂うステキなまち。駄菓子菓子、さすがは台湾最南部、陽射しは強烈!

無事に(笑)しらすオムレツにもありつけ、一夜明け、いよいよメインイベント“藍皮解憂號”に乗る日がやってきた。

台湾の南東部の海岸を走るこのレトロな列車は、なんてったって車窓からの景色が売り。窓が開く列車なんて何年、何十年ぶりだろう?神様仏様、ど〜か晴れますように…と祈っていたら、うひひ快晴なり。乗車の手続きを済ませて、いざっ!!

ここからは画像を存分にお楽しみください。

どうやらツアー客に1匹ねじこまれたようなのよ。 
駄菓子菓子、アテンダントは皆優しくて、写真を撮りましょうか?と声をかけてくださる。


アテンダントが何やら沿線の案内をしている。後部座席の乗客にも聴こえるよう、レシーバーとイヤホンが配られたが中国語のみ。

駄菓子菓子、老いも若きも男も女も、どっちにも属さない外国人(笑)も、景色とおしゃべりに夢中であまり聴いていない。


太麻里という駅で長らく停車。海に続く一本道がフォトスポットなのだとか。




発車から約2時間で台東駅着。
かくして、憧れていた“藍皮解憂號”の旅は終わりにけり。
童心に戻るとは、まさにコレ!SL銀河とおんなじ。みんないい顔してたなぁ〜。

ほ〜んと、感動しまくり千代子でしたぁ♡