ひっさびさに遠くへ旅して来ました。今回の旅は5月末に決めました。
その時点で、お陰様で年末までの音楽活動の予定がビッシリ埋まったし、隔週ペースで関東関西からお客様が来盛してくださるし…それ自体は大変有難いことなのですが、老いた親のこともあって、なかなか自分の時間が取れない状況。
おや?スケジュール帳を見れば、7月上旬が真っ白…
よっしゃ、この辺で十日くらい思いきって休むべ!と、出かけることにしたのです!
大阪、福岡あたりから韓国か台湾に行くのも良いし、沖縄も捨てがたい…
そうだ!この時期の沖縄は梅雨明けしてるのよね。
観光客もまだそう多くはないだろうし、ここはお初の八重山+台湾にするべ!と、島通の友人に「いがねが?」と連絡すれば、OK&西表島の船浮なるところに宿を取ったとの連絡アリ。ふなうき?ウキウキ!
おや?宿の住所が竹富町って、竹富島じゃないのに…
調べれば、八重山諸島の9つの有人島(西表島・竹富島・小浜島・黒島・波照間島・鳩間島・上地島・下地島・由布島)と7つの無人島からなる島嶼まるごと竹富町で、 しかも、町役場は町外の石垣島にあるとのこと。どの島からも行きやすいからなのねぇ。
西表島は沖縄県で沖縄本島に次いで大きいが、平地に乏しいためか空港がないこと(島の大部分がジャングルなんだもん)、そして、イリオモテヤマネコなどの野生動物のロードキルを防ぐ為、自動車の制限速度は40㎞ (集落内は30km)だということ、水道水が美味いこと、星空が美しいこと(西表島は日本で始めて“星空保護区”に指定された)、さらに戦時中、八重山のマラリア有病地域に“強制疎開”させられた市民の多くが罹患し、亡くなった“戦争マラリア”という悲しい歴史があることなど…知らないことだらけだったのです。
そんな、西表島に対して無知だったワタシにとっての初滞在が“船浮”という、島内に位置しながら船でしか行くことの出来ぬ、人口わずか50人の集落だったとはねぇ。
小舟に揺られ船浮港が近づいてきた時の胸の高鳴りよっ!
さらに、池田卓(すぐる)さんという宿主の息子は“唄三線”のシンガーソングライター♪
本人不在のようで諦めていたのですが、二泊目の昼にわりと素っ気ない女将に「あの、卓さんのCDは買えますか?」と尋ねると満面の笑み。
「今日の昼はここにいるから伝えておくね」と。しばらくして御本人登場。サイン入りのCDをGET!
夜には聞きしに勝る満天の星☆ミルキーウェイに手が届くよう。
また必ず行きたい場所がもひとつ増えちゃった。
宿から徒歩10分のイダの浜にてウミガメさんにも会えた!
運動音痴のワタシがSUPにトライ!人生は短い!今のうち、やれるうち。