盛岡の老舗の音の箱「すぺいん倶楽部」さんは、ワタシが3年前にUターンしてから、ずっと憧れていた場所でした。更に、岩手のジャズ界を牽引する、鈴木牧子さん、下田耕平さんと共演させていただくことになるとは!
実はこの企画は名古屋のギター弾き語り、森香さんが主宰する「チームでらハッピィ」によるもので、当初ワタシが大阪か名古屋に向かうことも考えたのですが、時は9月…減少傾向だったもののコロナがまだ予断を許さない状況で(今もですが)、盛岡でならとお答えし、年末の盛岡開催が決まったのです。
さて、この繁忙期に会場、そして共演者をどうするか悩みました。でも、やるからにはクオリティの高いものを…と思いきって、すぺいん倶楽部さんと、鈴木牧子さん、下田耕平さんに依頼。音響、配信スタッフも入ることとなり、お客様以外は関係者全員PCR検査を受けるなど、大がかりなものとなりました。
両日共に満席。
初日、舞い上がってしまったのか、賢治さんのセリフが飛んでしまい、しどろもどろになる事故も発生しましたが、あたたかな会場の雰囲気に支えられて、なんとか終えることが出来ました。
二日目の昨日は、Uターンして3年間がむしゃらに走ってきたけれど、これほど多くの方々に支えられているのだなと改めて気付き、最後は泣きそうになるのを堪えて唄いました。
ことごとく中止となったイベントも、秋頃から再開され、ほぼ毎週末音楽イベントに参加していたワタシですが、昨日が今年の唄い納めとなりました。
何度やってもいいものだな…と、一夜明け、しみじみと珈琲をすすっております。
改めまして、共演者の皆様、音響、配信のスタッフの皆様、すぺいん倶楽部の皆様、そして、何より極寒の中を御来場くださった皆様に、心より感謝いたします。
ありがとうございました!!!