あなたならどうする?

ようやく2月のスケジュール(イベント&休業日の御案内)をUPいたしました。
コロナの感染急拡大により、ライブの延期を決めたのが2/1(月)。共演者と話し合い「何かあってからでは手遅れ…」と全員一致で延期決定!

さて、その日「おでって」(盛岡市の施設)にてリハーサルがあったのだが、1階で盛岡市の無料PCRが受けられるというではあ~りませんか!
体調はすこぶる良好。しかしながら「ライブの延期は決めたものの、自分が罹かっていたら元も子もね~べ」てなワケで受けてみたのです。「翌日には結果が判明」とか書いてるし、本業も客商売だし、全ては陰性を確認してからだ…イザッ!



翌日、待てど暮らせど結果メールは来ない。18時になっても来ない。
「店、どないしょ~」
すると、とあるお客様が「開けておこうか?」と言ってくださり、お言葉に甘えることに。

19時、20時…。
昨日は東京で陽性者二万人超えとのニュースが!
「こりゃ盛岡もゴーストタウンだべ」何より、万が一陽性だったら「何故に結果を待たずに営業したのか?」てなことになるワケだし…とか色々悩みつつ、再度検査機関のWebサイトを見ると「陽性の場合は保健所から連絡がある」と書いてある。
「遅いってことは、ひょっとして…」と去年の悪夢がよぎる。
「結果が出ないので今日は休むことにします」と、お留守番中のお客様に連絡しようとしたその時「お客さん来たよ~」と電話が。
事情を話せば「うんうん、飲んで払っていくから」って。お言葉に甘えているとまた一組御来店。「グラスはこーで、ソーダはどーで…」とリモートしながら21:30に。
す・る・と…♪ピロピロリ~ンとメール着信。「PCR結果通知」とな!さぁ、開封…






「陰性」

ホッと胸を撫で下ろして出勤。
最初の一組はお帰りになられた後だったが、ワタシがいなくとも、お店の為を思って飲んでいってくださったんですね…そして、お留守番してくださったお客様…「人に恵まれてるなぁ」と、すったもんだしながらも、しみじみと感謝した昨晩でしたの。

でも、体調がよけりゃこういう検査はわざわざ受けないほうが良いのでしょうか?
出張族、客商売、役者、ミュージシャン…やはり、陰性を確認し、安心した上で仕事をしたいと思っているのはワタシだけじゃないはず!
なのに、もし陽性だったら悪者扱い?正直者が馬鹿を見るって?ほんと、何が正解かわかりません。

もし陽性だったら…と、家族や仕事仲間に迷惑をかけてしまうことを恐れて、自主的に検査を受ける人は少ないように思います。微熱くらいで欠勤する人も少ないと思うな。
ならば、ワタシはこうした検査は義務化するべきと思うのですが、検査に関わる人員や検査キットの不足?う~ん、この脅威にさらされて二年も経つのにお粗末なことで…。
兎に角、罹らないようにすること…これしかないのよねぇ。

しかしながら、休んでも補償のない地域なものですから、細々と今宵も店を開けるワタシなのです。