釜石でいっぱいカマってもらいました(笑)

5月3〜4日「かまいし春まつり」に出演させていただきました。
SL銀河効果で、全国から鉄道ファンが集まっています。
到着後、先ずは腹ごしらえに釜石駅隣接のサン・フィッシュ釜石で「のっけ丼」どんぶりご飯と味噌汁を300円にて購入した後、魚屋で「のっけ丼用の刺身をテキトーに」とお願いして完成。美味しゅうございました!浜焼コーナーで昼酒する人の姿は目の毒であったが、本番前ゆえ我慢の子。

さて、ステージへ!
民謡歌手の佐野よりこさんと元姫神せんせいしょんメンバーの大久保正人さんの「外山節」のコラボは素晴らしかったです。郷土芸能「虎舞」も見事。釜石シーウェイブスの選手の皆様との触れ合いも。

楽しい時間はあっという間ですぇ。
本番を終え「よさく」という居酒屋へGo!ここが味よし、女将よしの大当たり!全国各地からのお客様で賑わっていました。志村けんさんも何度か来店なさったとのこと。
座敷で隣のテーブルにいらした方々が“撮り鉄さん”だったので、SL銀河の歌を作ったことを話すと大盛り上がり。まさに旅は道連れ世は情け、嬉しいひとときでした。

近所のスナックも気になるところでしたが、宿泊先のお風呂は21時までだし、2日目の出番は9時!よゐこで宿に戻りました。
宿泊先の「旅館なかむら」は学生時代に遊びに行った友人の下宿のよう。宿主もフレンドリーでとても居心地が良かったです。

 

二日目、出番は朝一番。
旅館なかむらで家庭的な朝食をいただいて会場入り。SL銀河の出発時刻に合わせて「nonbilible」を唄わせていただき「さてお次の曲は…」とかなんとかMCしてたら、白い制服を身にまとったJR釜石駅長と駅員さんが客席後方にズラリと。
ステージ上から「nonbilibleはお聴きになりましたか?」と尋ねると、乗客のお見送りの為にホームにいたとのこと。そこで、アンコールで唄いました。背筋をピンと伸ばして聴いてくださる姿に感動!
観光物産協会の皆様や音響スタッフ、ステージを囲む屋台のおばちゃんとも二日目ともなればすっかり馴染み、後ろ髪を引かれる思いで会場をあとに。
また、二日目も盛岡や宮古から沢山の皆様が応援に来てくださいました。
ありがとうございました!!

さて、会場を後にシーウェイブスの本拠地「鵜住居復興スタジアム」へ。(鵜住居=うのすまい)
ここはかつて鵜住居小学校と釜石東中学校があった場所ですが、津波で全壊。
しかしながら、二校合同の避難訓練や、常日頃の防災教育が功を奏し、校舎にいた生徒全員が助かりました。これは「釜石の奇跡」とも呼ばれています。

https://www.fdma.go.jp/relocation/e-college/cat63/cat39/cat22/3.html

その後、釜石復興のシンボルとしてスタジアムは建設されました。規模としては小さいながらも、2019年のラクビーワールドカップの会場としても使用されました。台風で試合中止となり、出場できなかったカナダチームが泥かきの手伝いをしたことも大きく報じられました。
何かと応援せずにはいられないまちです、釜石は。誰もいないスタジアムを眺め、胸が熱くなりました。

鵜住居復興スタジアムを後にし盛岡へ。帰路1泊2日とは思えない充実した釜石での沢山の方々との出逢いと触れ合いを反芻。こういうことを幸せと言うんだろうなぁ。