EARSY語録 その②

お目にかかったことのない広島のライブハウスのマスターから紹介されて、一昨年盛岡燈門で唄ってくれたEARSYさん。

彼女の世界観にハマってしまったワタシは、時折彼女のSNSを覗いては、言語化するって大切だなぁと改めて思うのです。

先日に引き続き、彼女の“言葉”をもうひとつ!

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

最近やけに、
距離を置かれている気がする

そう言われて私は
「気のせいでしょ」
と返した

その時にはっきりと
ああ、これはもうダメなのだ
そう確信して
連絡先を全て消した

私はあなた達と距離を置いている
それは事実
けれどその理由は言えていない
言う必要を感じない

これが私にとって大切な人であれば
大切な仲間や友人であれば
心を鬼にして
例えそれで仲違いしようとも
言ったと思う

でも言えなかった
言う必要を感じなかった

と言うことは
そう言うことなのだから

どう考えても
あなた達の生き方を好きになれないと
あなた達の選択が正しいとは思えないのだと
あなた達は間違っていると思うと
そう言えていたならば
距離を置くことはなかっただろう
例えそれであなた達の生き方が変わらなくても
ちゃんと言えたならば
私はずっと言い続けただろう
そうやって関係を保ち続けただろう

でも言えなかったから
もう離れる他はない

心の中では最低だなと思いながら
おかしいよねと思いながら
上部だけ取り繕って
あなた達にとって都合の良い言葉だけを口にして
当たり障りなくやって
いざ問題が起こると
「ほら見たことか」
「いつかそうなると思ってた」
そう言って掌を返したように離れていく
そんな人達が今
あなた達の周りにはうじゃうじゃといる

悪いけれど私は
そんなことをできるほど低俗な人間ではない

だから、距離を置いている
そうしなければ私も
その低俗な人間と何も変わらないもの

言えないなら
離れるしかない
離れたくないなら
言うしかない

二つに一つしかあり得ない

あなたはどうですか?

今の自分を
誇れますか?

私は自分のことを
嫌いにはなりたくないのです

「自尊心」2024.10.09

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

その広島のマスターから電話をいただくまで、EARSYさんのことは存じ上げなかったが、エイベックス所属で、多くのアーティストに詞を提供しており「日本作詞大賞」で「名探偵コナン」のテーマ曲「捕まえて、今夜」が入賞した実力者と知る。

当店はあくまでもスナックであり、ワタシの音楽活動に興味の無いお客様もいらっしゃる。また、ライブハウスと名乗るにはキャパや機材が貧弱だ。なので、新規の出演者の募集はしていない。

それでも、何かしら“縁”を感じた。
そのマスターは、ワタシが大変お世話になっている宇田川妙さん、IN THE WINDさん、森香さんと繋がりがある。実力派であるばかりか、お人柄の良い方ばかりだ。
「一度会ってみよう」そう思った。

弘前からの高速バスから降りてきたEARSYさんは、拍子抜けするほど自然体で、ブログで知る言葉の鋭さからは、想像できない爽やかな笑顔をたたえていた。



いよいよ燈門でのライブが始まる。
そして、刑期を終えて出所した女の歌「礼子」に、ワタシの心は鷲掴みにされたのだ。

……………………………………………

「礼子」 詞曲 EARSY

あんたはどこの刑務所を出たのかと
隣の女が声をかけてきた

私は南のほうから来たが
あんたは 北の匂いがする

( 中略 )

いい思い出など この街には
なにひとつ ないけど
最後に愛した男が 住んでるはずさ

名前名乗るほど野暮じゃないけれど
酒の肴に まぁ 聞いてくれ

礼儀正しい 子と書いて
礼子と言うのさ 笑うだろ


……………………………………………

今回この曲をワタシもフルートでコラボすることに。なんて光栄なことだろう。
これは必聴よ、アナタ!



8月6日19時 
¥3500 (ドリンク代別途)
乞う御期待!!
お席あと少し。

https://www.earsymusic.com/

#EARSY
#銃を置け