「とっておきの音楽祭inかのや」夏の特別企画“大隅国イーハトーヴ”終わる!

大阪に住んでいる間に訪ねたいと思っいた場所のひとつに鹿児島の「知覧特攻平和会館」があった。岩手にUターンしても福岡なら行く機会もありそうだが、やはり鹿児島は遠いので。しかしながら、叶わぬうちに岩手にUターンしてしまった。
去年、福岡でのライブが決まった時、これは鹿児島まで足を伸ばそうと、遂に知覧訪問が叶った。鹿児島地方は快晴、会館前で澄み渡った空にはためく日の丸を仰ぎ見た時には既に胸が熱かった。

その後、実は知覧は陸軍の基地であり、零式艦上戦闘機いわゆる「零戦」は海軍の基地、鹿屋から飛んだということを知り、いずれ鹿屋も訪ねてみたいと思っていた時に、このところ手話でワタシの歌とコラボしてくださる星ゆきこさんから「とっておきの音楽祭inかのや」出演の話をいただき、今年5月に鹿屋訪問が叶ったのだ。
コロナ禍ゆえ規模縮小しての開催だったが、星ゆきこさんとのコラボで「雨ニモマケズ」などを演奏した。
「鹿屋と言えば竹亭」と言われるほど有名な豚カツ(もちろん薩摩黒豚)のお店があるとかでそれも楽しみだったが、やはり「航空基地資料館」は必ず訪ねたいと事前に現地スタッフにリクエストしていた。海中から引き上げ復元された零戦は圧巻だった。

さて、鹿屋初訪問が叶って間も無く再訪することになったのがこの8月。拙いものではあるがワタシが脚本から手掛けた「宮沢賢治の音楽劇」を是非鹿屋で!という御依頼で、今回は単独での出演である。断る理由などなくお受けしたのだが、再訪が決まった直後に、岩手朝日テレビのアナウンサーか来店したのだが、なんと鹿児島出身とのこと。上司に掛け合い帰省に合わせてワタシの鹿屋公演を取材してくださることになった。う~む、ワタシはどうやら鹿児島に縁があるようだ。

公演はお陰様で好評で、なんとか星ゆきこさんの顔に泥を塗らずに済んだようだ。


空き時間には「地下壕第一電信室」という戦争遺構に連れていっていただき、実は5月には休業していた「竹亭」の豚カツにも今回はちゃっかりありつけたのでございました(^_^;)

音楽祭スタッフの皆さま、御来場の皆さま、ご縁を繋いでくださった星ゆきこさん、取材してくださったメディア各社の皆さま
ありがとうございました!そして
おやっとさぁでごさいもした!

 

 

お世話になった実行委員長の松田氏とスタッフの皆さま

 

公演翌日に出演させていただいた「FMかのや」のスタヂオにて

 

鹿屋を後に垂水(たるみず)からフェリーにて鹿児島へ渡り旅情も満喫。実は鹿児島で不思議なことがあったのです。
長くなりそうなので、改めて書きます。