孤独なオッサンの旅日記 “ワタシは忘れない、2024年のゴールデンウィークを!” その⑥ 流れに身をまかせた旅の終わり(前編)

5月6日。束の間の休暇も最終日。
前夜に大量のおビール&お肉をいただいたというのに胃もたれもなく、スッキリお目覚め。まだ若いのね(苦笑)。
夜に盛岡に戻れば良いわけだし、現地の友人オススメの「どんぐり」というラーメン屋の炒飯を喰うこと以外はノンプラン。
ゆっくり荷造りしながら、何かピンと来るモノがあるだろうと思ってたらピン子登場!
「おはす」というカフェを思い出したのよ。正式な店の名は「かふぇ がれりあ おはす」一度だけ訪ねたことがあるが、その時は友人の車だったので行き方がかわらず、調べてみたら宿から徒歩圏内!
駄菓子菓子お休みかも?
Facebookにおはすのページを見つけ覗いてみたら、営業していると判明。しかも、先月はまるまる休業していて営業再開が5月5日…こりゃ、おはすが俺を呼んでるぜ!
ホテルを出ておはすを目指せば、なに?このデジャヴ感!近日ご来店予定のとある議員さんのポスター、教会、坂道、そして目に入る建物の色…このところ気になっているモノとぴたり一致!
今日はこのまま流れに身を任せろってことだな。そして、また何かが起こる…。
程なくしておはす着。ママが笑顔でお出迎え。
ママとワタシを繋いだのは盛岡の景観重要建造物・旧石井県令私邸を管理する画家の千葉さん。まだUターンしたばかりワタシと仲良くしてくれて、個展の時に受付にCDを置いてくださり、ママが購入してくださったのだ。
震災で損傷した自宅敷地内の蔵を改装。ギャラリーを兼ねたカフェとして再生したのがこの「おはす」先月はドイツとスイスにいらしたそう。“お身体でも?”と思ってたからホッ♡ピアノの先生でもあり、音大では副科でフルートを専攻と共通の話題も多い。「おはす」とはスペイン語で「葉っぱ」のことだとその時に知り、盛岡のスペイン料理店のこと話してみたら、やはりお知り合い。なんと大船渡はスペインのパロスというまちと姉妹都市で、大船渡港にはサン・アンドレス公園なる展望台の建つ広場があるという。てな感じに何故か話題はスペインに。
その時お腹がグゥ〜
「さ、どんぐりの時間よっ」炒飯食べて、腹ごなしにその公園を散歩して、盛岡行きのバスに乗る…完璧じゃないのっ!
そして、ママに別れを告げ、おはすを後に。
駄菓子菓子、全て意のままになるはずもなく、どんぐりの臨時休業の札の前で立ち尽くしたのでございました(笑)。

投稿者: ITOTOMON

【投稿ルール】 [1]ライブ情報はLive Information、ブログはBlog、それぞれカテゴリーにチェックを入れる。 [2]写真のファイル名は半角英数で!スペースもNG(ringo.jpg=OK!、りんご.jpg=NG、ringo oosaka.jpg=NG)