スピな話

大阪ツアーを無事に終えられたこと、嬉し楽しの出逢いに恵まれたことの報告とお礼をしにいつもの吉野の神社へ。大阪に住んでいた頃、ことあるごとに訪ねた吉野。“呼ばれるってのはこーゆーことなのね”と初めて感じた場所。そして、その感覚が今回もあったのよ、しかも強烈に!

参拝を終えて、さてお昼ごはん。週に2日しか営業しない“お食事処 一路”というカフェが気になり行ってみることに。
そして、その近くに加夜奈留美命神社(かやなるみのみこと)というお社があることを知る。読めないし、由緒など知るはずもない。駄菓子菓子、亡き姉の名前の文字が二つ(姉は加奈恵という名前だった)気になってそちらもお詣りすることにした。
 
“一路”に着く頃ポツポツと降り始めた雨は、店内に入り着席した途端に土砂降りに。雨雲レーダーを見たら、真っ赤なかたまりのど真ん中。
「これは“しばしここにおれ”との司令だわ」と、古民家をリノベした心地よい空間で、たまにしか作らぬという米粉のピザなどいただき、雨音をBGMにの〜んびり過ごした。
経営するご夫妻は穏やかでちょっと不思議さん。アイヌや琉球の祭祀に関連する本などが置いてあったから民俗学者なのかも。
近々開催するワークショップに、女性では珍しい船大工を西表島から招いてトークショーをするという。あらぁ、こないだ行ってきたばかりじゃないの…やはりココに来ることになっていたんだなぁ。
 
雨も上がり“一路”を後に加夜奈留美命神社へ向かう。小さなお社だったけれど何やらパワーを感じたわ。その集落の雰囲気がまたよゐ。
その後、山を越え奥明日香を抜け、かき氷なんぞいただき、最後に笛吹神社をお詣りして帰阪。
 
そそ!
“一路”そして加夜奈留美命神社の脇には小川が流れていたの。ワタシは水辺、そして水音が大好き。水も清らかで「蛍も見られるかも」と水面を眺めていたら“神様トンボ”が1頭フワリと飛んで来たのよ。
正式名はハグロトンボというんだったな。亡き父の実家の田んぼにいっぱい舞っていたのよ。見るのはン十年ぶり…これは、何か大きな力が父と姉の魂とワタシを吉野で引き合わせてくれたに違いない!と、勝手に思ってんの。
 
帰りの機内からは中秋の名月が!御褒美をいただいた気分でした。
 
(トンボの画像のみ拾い)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
飛行機、たそがれ、地平線、月食、雲の画像のようです